目の前の真っ黒な宇宙に まんまるな地球がぽっかりと浮いていた。麻美は、大きさは20mくらいの小さなクレーターの斜面に座り込み一人で考え込んでいた。ここなら誰にも見つからないだろうと、選んだ場所だ。 (あーあ。とうとう やっちゃったなぁ)月面ツ…
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