やっぱメディアは堕ちてるのかな♪な今日の雑記
こんにちは(´・ω・`)。オリンピックはそっちのけ、書き物ついでに、書きかけの長編モノや、別の話をノートからめっけて読んでしまい、定期ものよりそっちのほうに熱が入ってしまったあをぎりです。
雑記なのでお忙しい方は、例によってナナメかすっとばでどーぞー♪
心にひっかかった今日のネタ
日本人がほぼ毎日消費している「卵」。どこで、どのように、鶏は飼育されているのだろうか。NPO法人アニマルライツセンター代表理事・岡田千尋氏が、日本の鶏と卵の実態を明かしつつ、アニマルウェルフェア(動物福祉)の重要性を説く。
この記事、冒頭は上記の引用に始まり、読んでいくと現在の日本の養鶏について下の様に語られていく。
■EUだったら9割が違法業者?
■鶏の「すべてを奪う」場所
■バタリーケージでの衝撃の生活実態
■砂浴びができないから殺虫剤
■いくらなんでも卵を産ませすぎ
■日本は完全に取り残されている…
■実は投資にも影響している
■生産者だけ負担を強いるのは間違い
■私たちは何を食べているのか
そして最後は、この様に締めくくられる。
冒頭に述べた通り、日本人は1年に329個の卵を食べている。
バタリーケージの卵に、あなたは毎日買い物という投資をしている。
そして、この虐待され苦しみぬいた鶏たちの肉は、あなたが口にするミートボールや冷凍食品の肉になり、缶詰になり、チキンスープになっている。
いま一度、自分がなにを食べているのか、なにを犠牲にしているのか、このままでよいのか、考えてほしい。
では、岡田さんとやらに問いたい。
アナタはベジタリアンですか?と。
確かに日本の養鶏はケージ飼育で、欧州などから見て虐待などの声が上がっているのも事実です。…が、
冒頭の小春ちゃんなる鶏を可愛がるのも結構です。非常に良い事だとは思いますが、
鳥インフル一発で、鶏舎全部の鶏を処分しなければならない養鶏場の人と本気で話をした事がありますか?
日本養鶏の歴史を紐解く気はありませんが、卵を生食してほぼ問題ない国は日本くらいです。そして、その努力は養鶏場の方々が培ってきたものです。
また、現状の日本でもケージ飼育でなく、自然に近い状態で養鶏を行っている方は沢山います。そういった方々を紹介し、そうして行こう!という内容なら分かりますが、題名は
「日本人だけが知らない「食用卵」のアブない実態」
これって、一般養鶏場の人を馬鹿にしていません?
あなたは経済動物である牛や豚、鳥を食べた事はないのですか? それに、飼育環境という意味では、欧州で一時問題提起と運動も起こりましたが、未だフォアグラはそのままですよ?
犠牲などと言う言葉を使うのであれば、もう一度問いたい。
アナタはベジタリアンですか?と(最も植物も生き物ですけどね)
いただきます
日本には『いただきます』と言う言葉があります。学校の食育なんかでもよく使われだしましたね。
経済動物の一面だけを見て、騒ぎたてるのは誰にでも出来ます。(本当にアンタ何者?ですが)自分は養鶏場の人と養鶏について本気で話をした事があり、その努力も知っています。
アニマルフェアウェア(動物福祉)なる大看板で記事を書くのであれば、本来「こうあるべき」ものを説くのが筋でしょう。 そして、そうする為に何を必要としなければいけないのかを。
いま一度、自分がなにを食べているのか、なにを犠牲にしているのか、このままでよいのか、考えてほしい。
仮にも「NPO法人アニマルライツセンター代表理事」ならば、こんな最後で締めくくるべきでは無いと言う事に気付いて欲しい。日本における経済動物の実情を「銀の匙」でも良いから読んで勉強してこい。
こんなタイトルの記事を読むくらいなら「『いただきます』の本当の意味と日本の卵事情」 ってタイトルで記事を書かれたほうが百倍マシだと思いました。
つい先日もこんな雑記を書いたばかりです。
『日本人だけが知らない…』の元ネタは「現代ビジネス」ですが 、やはりメディアは、ネット上のコンシューマ情報に押され、いろんな意味で質が堕ちつつあるのかなーと感じた今日の雑記でした(´・ω・`)(まる)
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