あをぎりの小さなおはなし

つれづれなるままにその日暮らし…

はたしてこれはAIなのか?な今日の雑記

f:id:akari-hobby:20180108102655p:plain

 こんにちは(´・ω・`)。おでかけしたら、お昼から暴風&雨でひどい目にあいました…。関東地方へは明日(3/1)コレが行くみたいですね。外出の際はお気をつけください。なあをぎりです。

 

 雑記なのでお忙しい方は、例によってナナメかすっとばでどーぞー♪

例によってネタあさり

 最近AIが騒がれている。4月にはこんなモンも開かれるようだ。

 そんな中、下の記事をみつけた。

2017年12月、人工知能(AI)に関する世界最高峰の国際会議「NIPS 2017」(米カリフォルニア)で、山田さんらが開発した“早押しクイズAI”が、人間のクイズ王のチーム6人に勝利した。スコアは465対200、圧勝だった。

 単純な内容はこう。間違いを防ぐために工夫はしたそうだ。

例えば「モーツァルトの曲を答えなさい」という質問文に対し「モーツァルト」と解答するように、人名か曲名(作品名)かなど解答の“型”を見誤るエラーが起きた。このことから、このAIは質問の文脈を理解できていないことが分かる。

 そこで山田さんらは、もう1つのモデルとして、解答の“型”を予測するモデルを開発した。モーツァルト」の場合は「作曲家」というように、あらかじめWikipediaの各エントリに対して型をタグ付けする方法を用いた。「型が一致している/していない」ことから解答の候補を絞り、質問文の早い段階で正解にたどり着けるようになったという。

 ここで思う。

 

 これって単なるクイズ解答ソフトじゃね?(゜Д゜) 

 

 ロジックに添って「最適解」をデータベースやビックデータから拾い込み、解答をしているだけにすぎない。

 たしかに解答へ辿りつくまでの思考過程ロジックはAIと言える?かもしれないが、あくまでもロジックに添った結果である。設問は英語で行われていたが、これが「曖昧さ」を含む「人間」からの質問だったら、はたしてこのAIとやらは、答えられるものなのだろうか?

 

そんでもって

そんな圧倒的に不利な条件での勝負だったが、AIが本番で誤答した回数はわずか2回(出題数は56問)。雪辱を果たした

 この要素にはAIとして抜けている部分がある。

 

 (AI)わかりません(´・ω・`)

 

 だ。「最適解」を導くのであろうから、答えは出すのだろうが、誤答が2問あるのだ。そしてAI自身にはそれが「間違っている」事に気づかない

 防ぐ為には、ロジックを増やす必要がある、が、結局の所それならば、

 

 (゜Д゜) クイズ解答ソフトじゃんw

 

 としか思えないのである。PCでの解析速度を考えると、人間が負けるのは当たり前で、クイズ用に解析特化されれば尚更である。そしてそこには、感情もなければ、想像による誤答もない。曖昧にでも「確かこれだと思いますよ?」などと質問者を導く力も無い。

 

 わからない事を気づかずにわからないまま答えるAI。それをこのまま利用する事に対する危険にまず人間が気づくべきだろう。

 

 そんなモノで「雪辱」と言われると、自分などは片腹大激痛をおこしてしまう。

 クイズならともかく事故になるような物に適用し、事故が起きてからでは遅いのである。(問題が起きてから、責任の追及をまずして、そっから防止策で規制するだけ。なんてのはいつもの事ですけどね)

 

でも別に否定はしないよ

 方向性はちょっと違うのだが、SiriやGoogleアシスタントの様に、膨大なデータを利用し、アシスタントを行う擬似AIはある。これからもAI自体、進歩・発展はしていく事に疑いはない。(もっともSiri/GAのわかりませんは聞き取れないパターンだけど)

 最終的に、AIとは何かと考えると、デジタル技術をアナログ化し高速に処理する。事に尽きるのではないかと思う。

 

 だって使うのが人間だもん(´・ω・`)

 

 そして、その為にまず必要であり重要な事は、

 

 AIにとってわからない事をわからせる事である。 

 

 そんなことを思った今日の雑記でした(´・ω・`)(まる)

 

《追記》今の辞書の読めない子供では実際下のような本の事も起こるだろうなぁ。実際、自分も調べる事の大半はネットにまかせる様になってしまったし。

 なればこそ、特に今の子供たちには、必要なものを得る為には、本来どうすべきかというスキルを身に付けて欲しいと思わずにはいられない。

AI vs. 教科書が読めない子どもたち
 


f:id:akari-hobby:20180108102655p:plain
Topへ